ボランティアガイドも含め観光ガイド本人がなかなか気づかないポイントがあります。それが観光ガイドが嫌われる三条件です。この3つを解決方法と考えながらチェックしていきましょう。
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声が小さい
まずは声が小さい観光ガイド。お客さんが一番ストレスを感じるのがこのタイプです。声が小さいガイドの解決方法はマイクを使いましょう。無線のガイディングレシーバーは高価なので、ハンドフリーマイクならアマゾンで数千円から販売しています。手に持つタイプだと手がふさがるので、首から掛けて両手が空くハンドフリーマイクがおすすめです。
あと基本はお客さんの方へ向かって話す事。声は向いている方向に届くので、下を向いて話すと当然、これは下に向かいます。初心者ガイドで恥ずかしい方もいると思いますが、声が届かないことのほうが恥ずかしいのです。
話が難しい
専門用語や古い言い回しをやたら使うガイドがいます。これもヤメましょう。その理由は伝わらないからです。
おそらくは『私はこんな難しい言葉や用語を知っているインテリなんだぞ』という自己満足なのでしょうけれど、お客さんに伝わらないという点では先程の声が小さい事と同じです。
この解決法は中学生に分かる言葉で話すこと。最近、NHKで知ったカタカナ言葉などではなく、教科書に載っている日本語で十分です。また資料を配布する時の文字の大きさと量が多くならないようにも注意してください。
話が長い
嫌われる観光ガイドのナンバーワンの理由が話が長いということ。正直、お客さんのためではなく、自分の気持ちよさのためにガイドをやっているのではないか?と錯覚するくらい自分の話に酔ってます。これは年配者になるほど多い傾向です。まあ、自宅に帰っても誰も話を聞いてくれないのは分かりますが、だからこそお客さんの前では注意する事が大事です。
この解決方法は、ふだんから誰かに何かを説明する時、要約するクセを付けること。
または結論→説明→結論の流れで説明すると話す内容もスッキリします。
私の感想
今回紹介した嫌われる観光ガイドの3条件は、初心者ガイドの方もそうですが、うっかりしているとつい落ちてしまいそうなワナでもあります。あと意識しても急に直すことは難しいので、普段から家族や友人と会話する時もこの3条件を意識すると練習になるので効果的です。