ハイキングやウォーキング、また歴史史跡歩きなどの屋外イベント、道路を使う時、大人数を引率するので何かと気を使います。でも規則ばかりではせっかくのイベントも楽しめません。そこで私が城巡りや歴史歩きなどで参加者に伝える3つのルールというものがあるので、あなたにお伝えします。
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(1)声がけに協力してもらう
道を歩いている時、自転車や車が近づいてきたら参加者にも声がけの協力をお願いしますと最初に言います。
『後ろから自転車が来ます!』
『車通ります!』
後続のスタッフにまるっきりお任せではなく、自分たちも声がけを頼まれた。こう意識する事により、周辺に注意を向けるという効果があります。城巡りウォーキングや歴史散策の時は、同じ趣味の人達が集まるので、道を歩く時もおしゃべりが楽しいです。しかしおしゃべりに夢中になるのではなく、周辺を気にしましょうという意識付けのためにまず、開始直後にこの声がけ協力をお願いします。
(2)信号は黄色で止まる
横断歩道を渡る時、点滅信号や黄色信号になると、慌てて走る人達がいます。慌てると転んだり思わぬ事故につながるので、最初から信号は黄色で止まる(点滅信号で止まる)というのをルール化にします。横断が途切れて時間が押す原因にもなりますが、ケガが発生するリスクを考えればよほど早く済みます。人間、焦るとロクなことがないですからね。
(3)殿(しんがり)より後ろに行かない
列の一番最後にスタッフを付け、このスタッフより後ろに行かないようにルール化します。私はこの最後尾のスタッフの事を合戦の時に使われる用語、殿(しんがり)担当と言ってます。
とにかく殿(しんがり)より後ろを歩かないということです。なぜかというと、歴史歩きや城巡りウォーキングに多いのが、誰もいなくなってから、石碑や現地の看板、または遺構の写真を撮りたい人がいるからです。
もし殿(しんがり)担当がいない場合、夢中で写真を撮る、気が付くと誰もいない。そこで慌てて追いつこうとして車や自転車に衝突する、もしくは違う方向に向かってしまうという危険があります。だから最初から、これより後ろに行かない基準というものを作っておくのです。それが殿(しんがり)より後ろに行かないというものです。
まとめ
趣味の会で外歩きする時、同じ趣味の人達ばかりなので、おしゃべりも参加する理由の一つです。最低限の安全さえ確保できれば、コミュニケーションを楽しむことも大事なので、この3つのルールを伝えることを大事にしています。